ここでは
システム化思考について話していきます。
- 家事に追われていて余裕がない方
- 無駄のない家づくりがしたい方
AIや3Dプリンター
量子コンピューターなど
色々なテクノロジーがありますが、
今回は現在注目されている
AI家電をピックアップして
システム化思考を紹介していきます。
AI家電とは
AI家電とはその名の通り、
テクノロジーの一種であるAI(人工知能)を搭載した家電です。
ルンバをはじめとするロボット掃除機や
アレクサなどのスマートスピーカーがありますね。
AIはあらかじめ設定した指令を認識し、
プログラミングされた手順で動作をするほか、
ユーザーの生活スタイルや声を認識、学習し
性能を上げていく特徴もあります。
スマートスピーカーは学習を積み重ねるほど、
よりユーザーの要望に応じた機能に
アップデートされます。
家事時間を短縮するAI家電7選
2021年の現時で主要な
AI家電を紹介します。
①スマートスピーカー(アレクサやグーグルなど)
ユーザーの声をもとに好みの音楽再生を再生したり
買い物リストの作成、注文、
リマインダーやアラーム機能がある。
買い物の時間短縮/スケジュール管理/通話/気軽に娯楽
②ロボット掃除機
内臓カメラやセンサーをもとに部屋の形状やゴミを検知。
設定した時間帯に自動掃除
掃除の時間短縮/定期的な時間設定できれいな床を保ちやすい
③洗濯機
液体洗剤・柔軟剤を自動投入、洗い方や時間を自動で判断したり、
洗剤の種類や布質・汚れの量を認識し、それに適した洗濯方法で運転する。
洗濯時間の短縮/洗濯の知識が不要/高度な洗濯
④冷蔵庫
冷蔵庫にある食材からレシピの提案、外にいても冷蔵庫の中身が分かる
献立提案/天気予報/特売情報/在庫管理
https://jp.sharp/movie/library/lib2019021801.html
⑤エアコン
天気予報との連携、室内の温度差や体感温度を感知して効果的に運転する
<得られること>
天気/温度・湿度の微調整
⑥炊飯器
お米の銘柄や状態に合わせて炊き分けたり、残量通知
また自動注文アプリと連携すればお米の購入タイミングをサポート
お米の炊き加減調整/適度な保温調整/注文
⑦自動調理
ボタンを押すだけで、料理が完成。
焼く・煮る・揚げる・炒めるなど、工程が多い動作の短縮。
料理が苦手な人も、簡単に操作できる。
料理時間の短縮/食材の焼き加減調整/レシピの提案/保温/洗い物が減る
AI家電の大きな特徴
●今まで手作業でやっていたものが省ける
●微調整が難しい作業も機械ならより正確に
食材の焼き加減、洗濯物の洗い加減、室温の温度調整など
学習し性能があがってくるので、AIに任せた方がいい機能もきっとあるよね。
最新のテクノロジーを兼ね備えても、快適な家にはならない
AIと共存する暮らし。
とても快適そうですよね。
だけどいくら、最新のAI家電ツールをそろえて、
ガチガチなハイテクハウスにしたとしても
快適な暮らしになるのでしょうか??
私には、課題があると思います。
システム化思考の原則
システム化思考とは、
環境に関わる道具や人々、財源など
それらを一定の基準や秩序をもってとりまとめる思想です。
システム化のいい例は企業でしょう。
企業には、
- そこに勤める職員
- 業務に必要なPCなどの道具
- 経理やオペレーションなどなど
こうした企業に携わる多くの人々や資源は、
煩雑にならないよう整理し組織化される必要があります。
家庭でも
家という環境があり、
家族という人が住み、
暮らしに必要な道具が数多く存在しています。
家族みんなが同じ環境のもとで
一緒に共同生活をしながらも、
それぞれが自分の暮らしに満足できるよう
家庭の中でも、こうした一定のシステム化は大切です。
システム化の手順
環境やそこに関わる人々、道具を
整理し組織化させるには
取りかかる順番があります。
「ツール・環境」→「人」の順です!
つまりツールや環境を整えるといった
仕組みづくりが最初です。
①ツール・環境の仕組みをつくる
①ができたら…
②家族(人)と家族ルールなどを決めて
皆が快適に暮らせるようにする
この手順を間違えると、
家族にできないことを無理強いさせたり
何度も言わなきゃ動いてくれないといった
負のループに陥ります。
- 夫も子もママを頼りすぎている
- やりなさいと言わないと動かない
といったストレスを抱えていませんか?
このようなケースでお悩みの方は、
手順を間違えているか、ツール・環境の仕組みが
整っていない可能性があります。
取りかかる上では、標準化を図っていきます。
標準化とは、同じ手順で繰り返されることを
自動化させたり、定期化することです。
具体的には
「ツールや環境」の標準化では
単純作業で繰り返し行う家事は
家電などの機械に任せられることなら自動化させたり
いつも決まって買い物するモノは定期注文で自動化→(ツールの整備)
リバウンドしない整理収納術で家の最適化→(環境の整備)
などがあげられます。
家庭の暮らしに合ったツールと整理収納で、
これらを整備し、標準にします。
そして、次にくるのが「人」
企業の場合、
職員の作業マニュアルや行動基準がありますね。
これは「人」のところの標準化です。
家族が共同生活をしながらも
互いに気持ちよく過ごすための
家族のルールを決めていきます。
例えば家事は…
みんなの暮らしに関わる活動なので
ルールを決めてあげるといいでしょう。
ここで忘れてはならないのは
人(家族)を動かす前に
ツール・環境で家事が自動化できないかを考えます。
Famiieでは
- 家事ボードによる家事の効率化
- 整理収納術をとり入れた環境づくり
をすることでツール・環境のシステム化を行います。
その上で、家族がシステム化された環境とツールで
家事を効果的に進めて整えていきます。
「ツール・環境」が整っているほど、
ここは短縮できるでしょう。
システム化の手順と標準化をまとめると
このような構図になります。
システム化手順を誤ると悪影響
もし、「ツール・環境」「人」の順番を逆にしたらどうでしょう。
これでは
まず「人」を動かしてどうにかならないかを考える。
→次に「ツール・環境」で整える
なので、
一緒に住む家族のルール・環境が整備されていないがために
・家族に言わなきゃいけないことが多くなる
・家の使い勝手がわるいなどと
いつまでたっても、手間と時間がかかりイライラが増します。
正しくは
「ツール・環境」→「人」の順で整え、
標準化することで
「人」の部分である
手間や無駄が少なくなります。
システム化でできること
ツール・環境・人
3つを掛け合わせると、
お互いがシナジー(相乗効果)を
発揮することができます。
こし家のAI家電事情
AI家電の便利さを紹介しましたが、
とはいえ我が家のAI家電はそれほど多くありません。
AIまではいきませんが、
食洗機やスマートスピーカー、ホットクックはとても重宝しています。
特にスマートスピーカーは家事シェア・子育てには大いに役立っています。
毎食のごはん支度・お片づけ開始の時間を設定したことで、
子どもも自発的に動けるようになったし
タイマー設定で調理時間を測るなど、
その技術を駆使しています。