赤ちゃんのための安全な環境づくり。起こりうるリスクに備えて今から準備をしよう(新生児~生後半年頃)

大人仕様の我が家…
赤ちゃんを迎える環境を
どう作ったらいいの?

そんなお悩みがある方にむけて

記事を書きました。

この記事を読んでほしい方
  • 出産を予定している家庭
  • 今後子どもを育てたいと考えている方
  • 乳児がいる家庭など



前回は

快適な環境づくりについて

紹介しました↓


今回は赤ちゃんの安全のために

注意した方がいいことを

書きました。


一言に安全と言っても

赤ちゃんの成長発達を理解した上で

リスクを未然に防ぐことが

とても大切です。

なのでまずは

成長ごとの起こりうるアクシデントを

知りましょう。

こし

一覧にまとめてみたよ☆


※成長発達はあくまでも目安です☆



成長するにつれて

起こりうる事故やケガも増えてきます。

参考にしながら

環境づくりを考えてみてくださいね。

★安全な環境づくり(新生児~生後半年頃)

転落

★ソファやベッドからの転落を防ごう

授乳やおむつ交換の頻度が多いこの時期は

ソファに座って授乳したり

おむつ替えすることも多いと思います。



赤ちゃんをソファに寝かせたまま

その場を離れたり

そのままソファの上で寝かせてしまうと

転落にもつながりますので

絶対にやめましょう。

寝返りをするようになると

その危険はさらに高まります。



寝かせる時は

必ずベビーベットや硬いマットで

寝かせるようにしてあげましょう。


そこで便利なのが

「ジョイントマット」


やわらかいクッションマットで

フローリングの上に敷いて

赤ちゃんスペースにできます。




ニトリや赤ちゃん本舗などで

手軽に手に入ります。

食べこぼしなどで汚れたら

汚れたところだけ買い足せばいいので

未就学児ぐらいまではあると

便利でしょう。

ぶつける/切る/はさむ

★床に置いてあるモノに注意をはらおう

なめる・かむ・しゃぶるなど

感覚器官が発達するこの時期は

色々なモノに興味があり

何でも触ろうとしたり、口に入れて

確かめる様子が見られます。



赤ちゃんの手の届く範囲には

特にハサミや画鋲(がびょう)などの

鋭利なものが落ちていないか

注意しましょう。



画鋲のリスクは壁に固定していたものが

落っこちるケースです。

赤ちゃんが寝る場所、遊ぶ場所は

壁から離したり

壁面には何も貼らないようにするなど

あらかじめ予防策を考えるといいでしょう。



また上のお子さんがいる家庭では

ブロックやおままごともあると思いますが

そうしたものも誤飲のリスクがあります。



直径35㎜以内のモノ

サイズの目安は

トイレットペーパーの芯

この芯をスルスルっと

通るサイズは

全て誤飲のリスクがあると考えましょう。


一番危険なのはタバコです。

灰皿は家のなかに置かないか、

高い所に置くようにしましょう。

やけど

★突然のアクシデントに注意しよう

寝返りも間もない頃は

自分から事故を引き起こすことは

少ないかもしれませんが

調理中にやかんの湯がこぼれて

そばにいた赤ちゃんが熱湯を浴びるという

外的被害によるやけどのリスクもあります。


アイロンがけやキッチンに立つ時は

赤ちゃんを近づけさせない

のもポイントです。

窒息

★SIDS
(乳幼児突然死症候群)から赤ちゃんを守ろう

SIDSとは元気だった赤ちゃんが、

眠ている間に突然死してしまう病気です。

これは本当にこわいですよね…



日本での発症頻度は

およそ6,000~7,000人に1人。


生後2か月から6か月に多いとされています。

SIDS:3つの危険因子
  • うつぶせ寝
  • タバコ
  • 人工栄養

ただこれらはあくまでも危険因子。

明らかな原因は不明です。

できる工夫として必ず

睡眠時は仰向きで寝かせること。

またスタイをしながら寝るのも

口がふさがるリスクがあるため

スタイをつけたまま

寝させるのはやめましょう。

こし

保育園の乳児クラスでは
午睡チェックがあります。
睡眠中の顔色、呼吸状態
体位などを5分ごとに
観察・確認しています。


溺水

★子どもをお風呂で一人きりにしない

入浴時に、ほんの少し目を離した間に

赤ちゃんが溺れてしまう事故も多いです。

近年では、首がすわらないころくらいから使える

首につけるタイプの浮き輪の事故も増えています。


固定があまくて

水の中にずり落ちたり、

気管が圧迫するリスクもあります。



こうしたアイテムは

確かに便利ですが

ママがからだを洗っている

誰かに見てもらった方が絶対にいいです。

もしママと赤ちゃん2人きりであるなら

脱衣所の所にマットとバスタオルを用意して

バスタオルでくるんで

メリーなどであやしながら

待っててもらうなども一つの工夫です。



次回は生後7か月以降の

安全な環境づくりについて

紹介していきます。


※困った時の対処法を下にまとめています。