適所にモノを収納するために大事な考え方

使いやすい家にしたいんだけど
どこに何を収納したらいいの?

そんなお悩みがある方に向けて

記事を書いています。

大掃除や引っ越しのタイミング、

リフォームの時などに

読んでいただいても

役に立つ記事です。



暮らしのトリセツSTEP1では

シーン別やアイテム別、事例にて

多くの家庭で一般的にありそうなアイテムと

それらをどう収納したらいいかを

細かく紹介していますので、

もくじからご覧ください。




この記事では収納のやり方ではなく、

考え方をお伝えしたいと思います。



暮らしのトリセツでは

4つの片付けの鉄則を交えて

収納方法を伝えています。

それらの鉄則に共通して言える

考え方を書いていきます。

使うシーンを想定してその近くに収納する

使う場所と取り出すまでの距離は

短いほどいいです。


理想は飛行機のコックピット

コックピットには

あらゆる装置がありますが

パイロットは操縦席に座ったままでも

手の届く範囲に

操縦に必要な機器が揃っています。


ムダな動きを省き

スムーズな操縦を可能にしていますね。



最近ではその名にちなんで

コックピットキッチン

というワードもあるほどです。



使いやすさを第一に考えて

一般的な収納場所ではなく

使っているシーンを想定して

収納場所を決めましょう。



ポイントはシーン別に考えること


つまり

タオルや衣類、キッチン用品など

アイテム目線でどこに何を収納するかを

考えるのではなく

自分の行動を基点として

シーンごとに、

何があれば便利かを考えてみましょう。


シーンとは

あなたの家での日常の生活場面です。



例えば、ご飯を食べるシーンでは

ダイニングテーブル下に

引き出しを設けて

そこにカトラリー類を

収納することだってありです。



自分の行動を基点として

考えることで

よりライフスタイルにあった

収納方法を考えることができます。






晩酌をよくするのであれば

それに使うグラスやおつまみなども

まとめてグルーピングしてあげると

いいでしょう。


まとめてあることで

すぐに晩酌を楽しむことができ

余計におつまみを買いすぎたりすることも

減っていきます。

最後に補足として…

固定概念を外そう

考え方として

「一般的には…」というのはやめましょう。

×キッチングッズはキッチンにあるべき

×ドライヤーは洗面室にあるべき


もしそういった考えがあるなら

それは一旦忘れましょう。


そうした固定概念があると

一般的なモノの収納場所に

自分の行動が左右されて

どこかで不便さを感じてくるはずです。




「私の1日の暮らしは…」と

私を主語にして考えてみることで

どこに何を置くべきなのかを考えると

自然と絞られていきます。



シーン別に必要なモノを考えたけど

そこにどうしても収納できない場合も

もちろんあると思います。

そういった時は離れた場所に置かず

同じフロア内に収納しましょう。


間違っても1階で使うモノを

2階に置いていてはいけません。

収納上手な人がやっている方法はあなたの家にとって正解だとは限らない

収納方法は

使いやすさが大事であり

使用頻度によってモノの収納場所は

異なります。




ライフスタイルは

人それぞれであるので

自分に適した収納方法は

自分の頭で考えてやってみて

都度、修正していくことが大事です。

暮らしのトリセツSTEP1でも

やり方を教えるというよりかは

考え方を授けています。

理論に基づいた法則を把握して

思考の流れができれば、

それを基点として

自らやり方を導きだせるように

なっていくと思います。




※困った時の対処法を下にまとめています。