ママなら
一度はそう思うことってあると思います。
今日は
そんな毎日を頑張るママに向けて書きました。
実際にうちの夫も
ワーカホリックで平日はほとんど家におらず
ワンオペで家事も育児もやっていました。
あの頃は、色々わかってあげられなくてすまん…
今でも激務の夫の仕事量は減っていませんが
むしろ悪化!w
ですが
そんな激務夫にも
協力が得られていて、
家事の負担が減っています。
大事なステップがあることを知りました。
もくじ
人を動かすよりもまずは環境の仕組みづくり!
AとBのケースを例にとり
解説していきます。
仕事など新しいことにチャレンジしたい時、
どちらが夫に協力を得やすいでしょうか?
A<仕組みができていない家庭>
これだと…
×どこにしまっていいかわからず、時間がかかる
×余計な労力を使って疲れる
×家事は大変だという気持ちが残る
一方で…
B<仕組みができている家庭>
これであれば
◎やり方がわかるのですぐに終わる
◎家事は大変だという気持ちにならない
◎すっきりとした気持ちになる
もちろんBですね!
夫の理解があり
家庭のことを一緒にやってくれると理想ですよね。
つい、「やってよ」と言ってしまいたくなりますが、
AとBのケースからわかるように
一番最初にすることは、
夫に協力を求めるのではなく
実は、
夫も家事に参加しやすいような
環境の仕組みづくり
なんです。
仕組みがない段階で人を動かそうとすると相手は拒否反応を起こす
仕組みづくりができていない状態で、
「協力してよ」
というと、夫はどう思うでしょうか?
家のことはほとんどママに任せてきたし、
何もわからない。
とハードルを感じてしまうでしょう。
やったこともないスキーを
いきなり「一人で滑ってみ?」
と言われているのと同じことニャ
もし、夫に理解があったとしても、
協力したいけど、
どう動いたらいいかがわからない
となって挫折します。
そして
”得意な方がやればいい”
と思うようになり、
役割分担で終わってしまうのです。
以前のうちの家庭も、
仕組みがない家でした。
私は家事もままならなくて
家にいる時は、
散らかったものを片づけたり
とにかく家事に追われていました。
環境を整えることは、
自分や家族がやりたいことを実現するために
必要なプロセスなんです。
夫の協力を得るコツは仕組づくり→協力を求めるの順で進めること
大きくは2つの流れです。
手順1:
一人でも家事に時間がかからない環境を作る
手順2:
夫(家族)に協力を求める
①一人でも家事に時間がかからない環境をつくる
毎日の無駄や無理を省き、
ママが一人で
背負っている家庭のタスクを減らしていきます。
ざっとした流れはこうです。
・日々のタスクを振り返る
・時間がかかっていることを、環境の工夫や機械の代行で短縮できないか考える
・改善の余地があるならそれを実行する
難しいと思うかもしれませんが、
STEP1で仕組みづくりを紹介しています。
②夫(家族)に協力を求める
・仕組みづくりを終えたあと、家事シェアで家事のアップデートを目指す
ここで初めて、
夫(家族)に協力を求めます。
また子どもも一緒にやることで、
子育てにも効果的に働きます。
ここでポイントとなるのが
家族を飽きさせず継続的に
家事に巻き込めるような家事シェア
をすること。
それができれば
これまでとは比較にならないくらい
家事の時間短縮がさらに加速されていきます。
家族を巻き込むのは難しいな…
と思っていませんか?
いえ、そんなことはありません。
まずは、
STEP1で家の仕組みづくりを整え
家族も家事に参加しやすい家が整えば
ファーストステップとしてはクリアです。
そして、
夫への動機づけ
うちの夫のケースですが
家事シェアに成功しています。
その背景として
暮らしのトリセツ独自の
家事シェアメソッドが
大きなモチベーション維持につながっているようです。
夫いわく
一緒にやる家事が、
単なる家事じゃなくて
”家族のイベントになり、子育てにつながる家事だったから”
子どもが自立するまでに
夫婦でやっていく”子育て”
家事が直接的に
子育てにつながる活動になったのが原動力に♬
ここで、ちらっと
STEP2の家事シェアについて触れておきます。
夫の家事参加が成功した暮らしのトリセツ家事シェアメソッド
暮らしのトリセツの家事シェアメソッドは
家事の分担制と全く違ったスタイルです。
家事を単にこなすことが目標ではなく
家族とルールを決めながら、
共に問題解決する体験などを通し
楽しく家事をやることを大切にしています。
「家事をこなす」というより
「家事を一緒にしながら
みんなで成長を認め合い楽しむ」
という感覚です。
・家事分担制でやると、誰かがいないと家事が成立しなくなる
家事シェアでよくあるのが、家事の分担制。
分担制だと得意な方がやるので
円滑に動ける場面もあるかと思いますが、
- あくまでも単独行動が多い…
- 家族とのやりとりが少ない…
- 子どもの生きる力を育てるには限定的…
です。
そしてママが不在になった時はこんな感じになります。
ママが担当している家事を
みんなで割り振らなくてはいけません。
今までママが担当していた家事を
他の人がやらなくてはいけないので
不慣れな家事に時間もかかってしまいます。
これでは、
ママも一向に家事から手が離れないし
全員そろっていないと家事が滞ってしまいます。
一方、
暮らしのトリセツの家事シェアは、
だれが何の家事をやるかはその都度。
担当する家事も、
みんなの「やりたい」基準で
家事を決めていきます。
毎日同じ家事をやるわけではないので、
その時々で
担当家事も違い、
考える力、段取りの仕方や
優先順位を習得。
家族の会話も増えます。
家族で助け合いながらやることで当然家事は短縮。
家族が慣れるにつれて、
家事が楽になっていきます。
「家族がチームとなって、家事をみんなで終わらせる」
というゴールを共有しゲームのように
楽しく進められるのです。
そして
ママが不在な時でも
下のように問題なく家事がまわります。
家事時間が子育て時間になり
家族の関係もよくなって時間に余裕がでてきます。
環境→家族の協力の順番にやることで、得られる価値は大きい
①一度構築してしまえばもとに戻りにくい
仕組づくりは環境づくりなので、
形ができたら崩れることはめったにありません。
②自分時間をやりたいことに投資できる
みんなでやる家事も必要最小限にとどまっているので
家事もするけど、
それぞれがやりたいことにも時間を使えます。
③家事がイベントになることで、子育ての質も上がる
家事を家族を巻き込んで
一緒にやる共同活動にしてしまえば、
夫婦で偏った家事の量でケンカにもなりません。
システム化思考は経営に基づいたノウハウ
この家事シェアの構図は、
MBAの経営で身につけた
思考を活かして構築していきました。
生活の場面だけでなく、
子育て・仕事でも活きる土台となっています。
<元となる起業家セミナーのレビューはコチラ>
おまけ
うちの夫は、家事シェアを実践するまで
料理もやったこともないし、片づけも嫌いでした。
というより、関心がなかった!
…( ゚Д゚)
けれども、
スムーズに家事シェアができたのは、
一緒に家事をやる前に、
まず、
家事に参加しやすいような家の仕組みを作っていたから
だと思っています。
また、夫は以前よりも仕事時間が増えていて
私の不満も増えているのではと思うかもしれません。
むしろそれは逆で、
家族を巻き込んだ家事シェアを実践したことで、
互いの価値観やそこで仕事の話もしたりして
分かりあえることが増えました。
また家事をやっている時の
子どもへの声かけや、
励まし方を2人で考えるようになり
子育てを高めていこうと
夫婦で家事を通して考えられるようになったのも
よかったなと思っています。
息子はリーダーになることも増え
妹に段取りの仕方や
相手を気遣う声掛けもできるようになってきました。
子どもの成長が日々感じられるのも
とても嬉しいことです。
家事や育児が大変なのに、
夫は聞く耳をもってくれない…