こんにちは!暮らしのトリセツを運営する、こしです。
今回は、モノを買う際に
個人的に大切にしている考え方を書きたいと思います。
よく衝動買いをして失敗する
など衝動買いが多かったり、
丁寧な暮らしを送りたい方に向けて書いている記事です。
買い物でモノを選ぶときに、
どんな基準で選んでいますか?
色んな基準があるかと思いますが、
脳科学的なロジックと、心理的な要素を組み合わせると
丁寧にモノを選び、
失敗しない買い物ができるようになります。
これまでの私の知識と経験から
綴っていこうと思います。
・モノを大切に扱うようになるので、ムダに買い物をしなくなる
・視座が上がり自分を高められる
買い物をする機会が減れば、
その時間を他の時間に充てられることができます。
また自分の感情とも向き合うので、
段々正確な判断力が身についてきます。
もくじ
モノを選ぶ方法
①モノの選択基準の原則を知る
脳科学的な知見から、
人間が一目で把握できる量は4±1の範囲内です。
同じアイテムが溢れて困っているようなら、
このマジカルナンバー4±1の基準におさめることをおススメします。
①については、以前に記事に書いたので省略します。
②流行品や価格よりも、制作者のこだわりを重視する
モノには製造者の意図が存在します。
製造者のこだわりが強いほど、
販売ページやHPに
製造工程やアピールしたいポイントが書かれているものです。
自分も、製作者の想いに共鳴することができれば
買った後も思い入れが残り長く愛用することができます。
価格の安い高いは関係ありません。
またよく衝動買いをしてしまう一つに
流行品(ベストセラー品)があります。
万人にウケがいいモノであっても、
自分にとって生活に必要かどうかは全く関係ありません。
<製作者のこだわりが見つかるサイト>
理性と感性をフルに働かせて、モノを選びぬくことができれば理想的です。
ロジック思考でモノを選びすぎても、味気ないもの。
お気に入りのアイテムが見つかった時の「好き」という感性も大切してほしいです。
無駄買いを避けるための工夫
・一晩寝かせる
衝動買いをしないでいったん持ち帰ります。
特にネットサーフィンで夜中買い物をしている時は要注意!
夕方からの夜の時間帯は判断力が鈍ります。
欲しいと思ったアイテムも、
翌朝になって考えてみると
意外と気持ちが冷めてたりするものです。
また、店舗で気に入ったアイテムが見つかっても、
可能であればその場で即買いしないこと。
店舗販売限定でないかぎり、
多くのモノはネットで買うことができます。
個人的な考えですが、
私は出先で大きな買い物はめったにしません。
理由として荷物が増えると、
行動が制限され余計に疲れてしまうからです。
時間や体力のリソースは、優先したいことに使います。
↑このバターケースを買うのに3か月ほどかかりました。
お店をはしごして回ったり
ネットで口コミや使いやすさなどをリサーチして
じっくり選びました。
モノを一つ選ぶだけでも、時間はかかったりしますが、
段々と判断力が鍛えられてきます。
・空間と調和するかを客観視する
インテリア雑貨を買いたい時は、
飾る場所の空間とマッチするかを考えます。
色彩やインテリアのバランスについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
<こし家の例>
リビングに置きたかったホワイトボード
多くは白いボードですが、
白ベースのコンパクトな広さのリビングに
視界的なストレスを与えたくなかったので
透明にしています。
・お得感を買わない
安いという理由だけでモノを買うのはやめましょう。
安く手に入れると、
モノを大事に扱う気持ちが薄れてしまいがちです。
例えば、大型スーパーにある大容量でお得に買ったもの。
どう使っているでしょう?
多少荒っぽく使っていることってありませんか?
それはお得感を買っているだけです。
・今よりもちょっと贅沢品を選ぶ
贅沢とは「値段が高い」ということではありません。
贅沢とは、
未来の理想の自分に見合ったものを選ぶということです。
例えば、
過去や今を振り返って、
「こんな服着てみたいけど、今の自分が着るにはまだ早い」
と憧れの服があったとします。
もし理想のなりたい自分が、
センスのいいおしゃれな女性になりたいのであれば、
いっそのこと
今の時点で理想に叶ったアイテムを選んでしまいましょう。
後ろをみるよりも、前を向くこと
選ぶものが未来の自分のためであれば、
おのずと環境が変化し、視座も上がってきます。
未来思考に変われば、今よりも素敵な自分になれるはず☆
2年前ヨガ生活に憧れを抱いて、自分で選んだマット。
今の私がヨガができるかどうかではなく、
ヨガができる環境を先に整えると
自然とそれに適応してる自分になったりします。
まだまだヨガは磨き中( ;∀;)
・周りの意見や流行に惑わされない
流行に乗っていくのはいいことですが、
流行=必要なモノとは限りません。
・モノ視点から自分視点に変える
ものを選ぶ基準を
モノ視点ではなく、自分視点で考えてみます。
自分に焦点が向くので、
意識が外ではなく、自分の内(心)に集中し、
モノを選ぶ判断力が研ぎ澄まされてきます。
今の時代にこそ、感情を大切にしよう。
モノがあふれて、なんでも手に入れられる今の時代は、
結果(価格・性能)よりも
プロセス(過程)に価値がおかれるようになってきています。
プロセスは、
モノが製造されるまでの過程や体験が含まれます。
暮らしは便利なモノで溢れています。
テクノロジーが発達した今は、
高性能の商品が出てきたとしても、
数か月後には、
クオリティが同じで低価格のリプライ品が出回ります。
なので消費者の私たちも、
価格や性能だけでは選べなくなってきています。
ではもの選びに大切なのは何か?
それは「人の感情」です。
制作者がモノに込めた想いや、消費者の私たち自身の想いです。
感情は価格や、流行に左右されません。
丁寧にモノを選ぶことで暮らしの質が上がります。
もの選びを丁寧にしていけば
高かったから捨てられないといった悩みも減り、
じっくりと考えて選びぬいた自分の判断に自信もつくはずです。
家がモノで溢れかえっている