暮らしのトリセツを運営する、こしです。
今回は、こし家のリビングを紹介します。
理想の暮らしの想いの整理から、
実際にアフォーダンスの設計やシステム化思考で整えた家づくりを順を追って解説していきます。
もくじ
暮らしのトリセツのノウハウ(STEP1)を活かした家づくり
STEP1 理想の暮らしを描く
【家族で理想の暮らしを描く】
~家族の想いを共有・整理するメリット~
✔家族の理想とする暮らしがわかる
✔家族の大事にしたい価値観や人生観がわかる
✔家づくりが、ママの独りよがりにならない
✔思いと向き合うことで、考えが整理される
STEP2 必要なものを選ぶ
A:モノの選択基準
①自分を活かしてくれるかどうかの視点で選ぶ
・フラワーベース
わたしの理想の暮らしに関係しているので、これはとっておきます。
ん~!!このブルーの感じが、めちゃくちゃ好きなん♡
・2年以上も見ていないDVDやCD
理想の暮らしとは関係なく、かつ生活の必需品ではないので手放します。
②マジカルナンバー4±1の法則
・アートポスター
3~5(マジカルナンバー4±1)の数におさめます。
<モノの選択基準について復習したい人はこちら>
STEP3‐① 片づけの原則に沿って、適材適所に必要なものを配置する。
Bアフォーダンスの設計
①定位置管理(ラベリング)
【家族に片づけてもらうための工夫】
青いところは「つかったらもどそうね♡おやくそくだよ」と僕が書いたんだ。
ここは家族で使う文房具。
ハサミやテープはよく、妹が元に戻さないでなくしちゃうから、ママと一緒にこうゆう風にしようって決めて作ったよ。
みんなで使う文具は「使ったら戻す」とルールを決めたよ。
ラベルを貼っておくと、意識してみんなが片づけることができるね。
②動作や動線に合った収納
・使う人の背丈に合っている
【子どもも、さっと掃除ができる】
掃除はみんなでやるので、娘の背丈に合わせて収納しているよ。
あたし料理より掃除すき!
・からだに負担のない高さ・使用頻度別にモノが収納されている
【テレビボード内にコスメボックスを収納】
ママはいつもリビングでメイクするから、ここが一番手に取りやすい。
<こし愛用アイテム>
・ついモノを置いてしまう高さの家具は散らかってもすぐわかる位置に配置
【テーブルはあえて部屋の真ん中に】
部屋に入ると、視界がテーブルにいくので
散らかった状態が続くことはありません。
また家事動線もよくなるメリットがあります。
壁付けにダイニングテーブルを置いていると、壁側が死角になります。
壁側にモノを置きっぱなしにしても気にならないので、散らかる傾向があります。
③グルーピング
【ゲームはいつも遊ぶところの近くに収納】
息子はリビングのソファでゲームをすることが多いので、テレビボードの下にまとめて収納しています。
<アフォーダンスの設計について復習したい人はこちら>
STEP3‐② ツールの導入でルーチン作業を自動化させる
システム化思考
・環境の工夫:A~Bの内容の通りで実施したのでここでは省略
・ツール(機械)の導入:
【やることを自動化】
★アレクサアプリに、やることを書き留めておき、目標を確実に達成させる
→やることリストを可視化し、もれなく実行することができる。
【時間管理を自動化】
★リマインダーと定期アクションの設定し
宿題や、小学校(保育園)の準備、朝夜の家事の開始、寝る時間など、必要な時にリマインダーがなるようにする。
→親の「○○しなさい」を減らし、子どもが自ら意識して行動できるようにする。
【調べるを自動化】
★計算、地理など子どもの学習の促進、天気予報のお知らせ
【家電の操作を自動化】
★リモコンを探す手間なしに、テレビと音楽を再生
テレビのON・OFF操作やスマホで見ているYOUTUBEやNETFLIX、AmazonPrimeをテレビ画面に投影。
<システム化思考について復習したい人はコチラ>
はたして、おかなファミリーの理想の暮らしは叶ったか?
※冒頭の「想いの整理シート」に書いた理想はどうなったか?
パパの理想の暮らし:仕事がしたい!
〇大きなホワイトボードを置いたことで、考えを整理することができるようになった
〇コンサルタントの職業がら、考えることが多いから作業がはかどる。
〇休日も、子どもに文字とイラストでいろんなこと教えられるからマジでいい!
100点。ホワイトボード大活躍。
思い立ったらアウトプットができる環境は、今の時代に必要な環境であると思います。
情報過多で整理が追い付かず、困ることってないですか?
また子どもが勉強する際にも「書きだしてみる」というアウトプットの環境があると、自分で整理する習慣につながります。
ママの理想の暮らし:花のある暮らしがしたい
〇視界から見えるストレスがなく、好きなお花がよく映えるので部屋にいることが楽しくなった!
70点!(/・ω・)/
100点にしちゃうと、ノウハウを磨くことをやめちゃうので(苦)
リビングは家族合意のもと、ベースカラーはホワイトに。
「好きなモノを活かしたい」「片づけやすくしたい」と思ったら、
まずは視界のストレスをなくすことを意識しましょう。
部屋をスッキリさせることで、脳はその空間に快感を覚えます。
そしてその空間の秩序を保とうと心理が働くので、
要らないモノが混入してきても、すぐに片づけようと気持ちが動きます。
はる(息子)の理想の暮らし :みんなでテレビゲームを楽しみたい
〇みんなでマリオパーティができるようになってよかった
100点のうち・・・・ん~80点!理由はないよ。
謎のマイナス20点…。
家族でゲームをするならテレビの大画面が必須。
テレビ前でゲームをするときも、使えるように我が家のダイニングの椅子はベンチです。
広めのソファとベンチを置くことで大人数でくつろぎながら楽しむことができるようになりました。
ゆず(娘)の理想の暮らし:アイドルのダンスを踊りたい!
〇踊るのが楽しくなった。
んー100点!!おうちで、やなことないー(*’ω’*)
娘は素直♡
夜は窓が鏡代わりになるので、
その近くで踊れるよう周辺をすっきりさせました。
自分の姿を見ながら思いっきりダンスを楽しむことができます。
おかな家はマンションの3LDK。
リビングはそこまで広くないですが、
先ほどの理想の暮らしに書いてあった”広々としたスペースがほしい”という思いを優先し、
ダイニングはリビングソファを置いて家具数を減らしています。
仮に、一般の家庭のようにダイニングテーブルとソファを同時に置いてしまうと、
部屋が圧迫されてしまいます。
そうなると娘の「踊りたい」という娘の理想を叶えてあげられません。
「○○を置きたい。でも広さがない」という問題はたいてい解決できます。
モノを減らしたり、間取りの工夫等でスペースを確保できるケースがほとんどです。
はじめに、「理想の暮らしを描く」が大事だったね♡
理想の暮らし(右から2列目)の想いに沿って家づくりを設計していくのが鉄則。