どーも。暮らしのトリセツを運営する、こしです。
私が何度か強調している時間
暮らしのトリセツは1日10時間の自分時間をゲットすることを目標にしていますが
今回は「家庭と仕事の両立のコツ」をキーワードに
いくつかネットで紹介されている内容をまとめました。
- 一般的におススメされている「家庭と仕事の両立のコツ」8つ
- ママが働きやすい環境はどれくらい整っているか?
- 近年の家庭と仕事の両立状況
- 暮らしのトリセツ流・両立のコツ
分析の手順
①Google・ヤフー検索で『仕事 家庭 両立』と検索
②両立するコツを紹介していたサイトを、解決の糸口が見えるまで調査
③ヤフー知恵袋も参考にまわる
④アンケートや公示データから利用率や満足度を調べる
<30サイトやろうとしましたが、16サイトみた段階でそれ以上やっても類似したものしかでてこなかったのでここでまとめます>
【分析結果】16サイトから見えてきた両立のコツは8つ!
まず家庭と仕事で工夫ができないかを考えます。
いくつかサイトに書かれていた内容をまとめてグラフにしました。
両立のコツはこちら!
右の数字はサイトに載っていた数です。
▶家庭の工夫
※外部サービス…子育て支援制度、家事代行、ネット宅配など
ー補足ー
子育て支援制度って?30秒で解説~
家庭や育児をサポートする制度です。
子どもを預ける施設(認定こども園や幼稚園、保育園、学童)、
育児や家庭の困りごとに対してアドバイスをしてくれる
利用者支援員やファミリーサポートセンター等がママや子どもをサポートをします。
他にもママや乳幼児同士の交流ができる地域のつどいの場の提供があります。
家庭内保育でリフレッシュ時間が欲しい時にもこの制度が役立ちます。
制度の中身は内閣府ホームページ「子ども子育て支援制度なるほどbook」
が一番わかりやすい(あとで時間があったら読んでみてね)
▶仕事の工夫(2つ)
※勤め先の制度・・・・短時間勤務制度やテレワーク制度など
では実際、
企業や働くママが両立するためにどれくらいの工夫・実施ができているでしょうか?
【考察】
ママが働きやすい環境はどれくらい整ってる?
アンケートや調査データをチェックするよ。
ー調べた内容ー
①家庭…夫の家事参加率/保育園(待機児童数)/家事代行/時短家電の利用率
②仕事…企業の働き方改革取り組み状況/企業の制度利用率
①家庭
【日本:夫の家事参加率】
女性の社会進出で
男性の家事参加を求める声が高まってきているものの、
実際には夫妻でかなりの差がありますね。
また共働きであれ、専業主婦世帯であれ夫の参加率はほぼ変わりません。
別の調査では、コロナ禍の年で70%近くの世帯に夫が家事に参加する機会は増えたといわれますが、負担の割合は大きな変化は見られず。
まだ家事は妻に偏りがあるようです。
【保育園の利用率】
未就学児の保育園利用率は47.7%・待機児童は首都部では222人に1人。
待機児童数はまだ多いまま。
【家事代行の利用率】
家事代行も最近話題だけど、実際利用する人は100人に7人しかいません。
【時短家電の利用率】
時短家電:ロボット掃除機、電気ケトル、食器洗浄機、スチームアイロン、乾燥機付き洗濯機、ブレンダー・フードプロセッサー、多機能オーブン、電気調理鍋、電気圧力鍋、衣類乾燥機付き除湿機、ロボット拭き掃除機、その他(自由回答))
時短家電を使っている人は10人に1人の割合と少数派
②仕事
- 企業側で行われている働き方改革の取り組み
働き方も工夫したいけど、実際そんなに取り組まれていないじゃん…
これが現実…
- 働く女性が支援制度を利用している状況
【在宅勤務制度】
制度を利用してみたい人が47.6%に対し、
実際利用している人は全体の4.4%とはるかに下回っています。
【短時間勤務制度】
利用している人は全体の39.3%である。
【働くママの子育てと仕事の両立の満足度】
子育てと仕事の両立に満足しているのはたったの4.3%!
働きながら、家事・育児もこなすママにとって負担が大きいですね。
日本では家事シェアはまだまだ浸透しきれていないし、
家事の助け役となるサービスや時短グッズも実用的に活かしきれていない状況です。
また仕事においても
子育てママが働きやすい企業かどうかは、企業や業種によってばらつきがあるようです。
【8つの解決策】具体的にどう両立していけばいいの?
家庭
サイトの解決策まとめと、暮らしのトリセツ流のコツを紹介するよ。
暮らしのトリセツ流のコツで書かれた内容は、このブログで考え方・やり方を解説しています。
★外部サービスを利用しよう
家事代行、宅配ネット・子育て支援制度など
- サイトの解決策(まとめ)
✔掃除が面倒な箇所(特に水回り)は定期的に家事代行を使うと楽です(2か月に1度など)
✔食材はネットスーパーや食材の宅配サービスを利用するとよい
✔子どもの小学校や習い事の送り迎えをは、ファミリーサポート制度を利用するとよい
✔12歳の子供まで対応している小学生の預かりサービス「キズナシッター」もあります
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔外部サービスを利用する前に、今の暮らしを見直し家の環境改善で、できるところは改善しておく。(家事に時間のかからない片づく家を作れば、そもそも家事も外注することないし、余計なサービスを必要としなくなります)
✔理想の暮らしを叶えるために必要なことだけをやるように意識する。優先度の低いことや、誰かに委託した方がむしろ良い作業もあるので、それは家族と相談しサービスを利用する。
✔継続して必要なサービスはいつ利用するかを予め決めおき都度、それにあてる時間を省く。
★夫と家事分担しよう
- サイトの解決策(まとめ)
✔お互いが得意なことをやりましょう
✔家事が苦手な夫には具体的な指示をしてあげましょう
✔夫婦どちらもフルタイムなら家事も半々にしてみるのもいいでしょう
✔相手の担当している家事の内容には口をださないルールを作るとうまくいく
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔固定化した役割分担を決めない
✔得意不得意で決めない
✔夫だけでなく、子どももできるところは一緒に行ない家事・子育ての質を上げる
✔家事シェアは家事を早く終わらせるだけでなく、子どもに経済的な教育(お金の稼ぎ方)や問題解決力を養えるようなアプローチをする
★頑張りすぎないことが大事
- サイトの解決策(まとめ)
✔疲れを感じたら無理はしない!子どもと一緒に寝てしまいましょう
✔完璧にすることよりも笑顔でいることが大事
✔育児ストレスになる前に自分だけの時間も作っておきましょう
✔頑張りすぎはかえって逆効果!
視野が狭くなり、せっかくの支援の手も見逃してしまうこともあります…。
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔無理な時は無理だと正直な気持ちを家族に話す
✔完璧な親であろうしない。親でも完璧にできるわけじゃないと正直な一面も子どもと分かち合う
✔精神論だけでは、続かない。
★便利家電を活用しよう
- サイトの解決策(まとめ)
✔食洗機や洗濯乾燥機など家事を楽にするアイテムを積極的に使ってみましょう
✔留守中に時短家電(掃除ロボットや自動調理機)を活用しましょう
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔機械で補えるところは、機械に任せる
✔管理に手間のかからない製品を選ぶ
★優先順位を決めて行動しよう
- サイトの解決策(まとめ)
✔親にしかできないことを最優先して、親以外でもできることは手放してみましょう
✔1日のスケジュールをもとに優先順位を決めていきましょう
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔理想の暮らしを明らかにして、シングルタスクを意識した行動を心がけましょう
✔システム化思考で家事を自動化させましょう
★周囲に協力を求めよう
- サイトの解決策(まとめ)
✔両親が近くに住んでいる場合は、頼ってみましょう
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔周りを頼ることで、新たな気づきも得られます
仕事
★働き方を見直そう
- サイトの解決策(まとめ)
✔思いきって勤め先を変えたり、両立できそうな業務形態に変更してみましょう
✔出産など大きなライフイベントを一つの区切りにして働き方を見直してみましょう
✔家庭の環境や将来的なライフプランを考慮して、理想的な方法を考えてみましょう
✔時間の融通が利く業種を視野に入れましょう
飲食店のホール・キッチン/工場などの軽作業や製造スタッフ/通信販売やユーザーサポートなどのコールセンター
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔雇われる以外にも起業も視野に入れて、自分らしい仕事のスタイルを模索しましょう
✔周囲のママや今の現状からの仕事の選択肢を絞るのではなく、自分がどうしたいかを基準に選びましょう
★勤め先の制度を利用しよう
- サイトの解決策(まとめ)
✔在宅勤務制度を利用できるかどうかは仕事内容にもよるので、勤務先の規則や前例を確認しましょう
✔3歳未満の子どもがいてフルタイムで勤務しているのであれば、労働時間を原則6時間に時短勤務にできる可能性があります。(3年以上取得できる場合もあり)
- 暮らしのトリセツ流のコツ
✔雇用されても、自分が優先したいことに支障をきたさないか予め確認しましょう
✔なんのために働くのかをはっきりさせておく。焦って働かない
【考察から見えたこと】
①家庭は、やり方次第で最大限の工夫が可能!
家庭と仕事の両立のためには、
まず家の環境と人(家族)で家庭を回していく仕組みを整えることが大事だと思えます。
そして理想の暮らしを明確にしその信念にぶれない生き方をすること、
理想の暮らしと関係がない無駄なことをなるべく減らすことで両立しやすくなります。
②仕事は職場ありき(自分だけの都合で決まるものではない)
家庭は柔軟に改善ができる一方で、
仕事は業種や業務形態、勤め先の制度などに左右されます。
企業の発展性や、自分の今後の人生を見据えて、勤め先を決めた方がいいでしょう。
自分の強みを活かして、社会で活躍したい!
と働き方を根本から考えたい方は
ぜひ、ビジネスマインドを育てるこちらの記事も立ち寄ってくださいね。